LiveUSB-Creatorを使ってFedora9をUSBにインストールしてみた
Fedora8ではLiveCDをUSBにインストールすることはできても、設定を保存することはできませんでした。
Fedora9では、設定をUSBに保存することができるようになりました。
持ち運べるOSとして利用しようと思い、RW速度の速いUSBメモリ(4GB)を購入してLiveUSBを作ってみました。
作成には、Liveusb-creatorを使います。
https://fedorahosted.org/liveusb-creator
このソフトを使うと、Windows上からでもLiveUSBを作ることができます。
USBメモリを接続して起動し、Fedoraのバージョンを選んで、Create Live USBを押すだけ。
「persistent overlay」が保存するための領域のようで、適当に調整してやってください。
4GBのUSBメモリをつないでいたんですが、persistent overlay は2GBまでしか選べませんでした。
作成を開始すると、LiveCDイメージをダウンロードして、USBに書き込むようになっているようです。
ちなみに、設定を変えるために2回目はBrowseでダウンロード済みのイメージを使おうとしましたが、なぜか機能しませんでした。
あと、注意点として、マイコンピュータをひらいたまま作成すると、最後にハングしました。不用意にデバイスにアクセスしないほうがいいと思います。
さて、使ってみた感想
- 動作はなかなか快適
- フォントも綺麗
- デフォルトで日本語対応
- Anthy-SCIMもちゃんと動作する
- キーマップは手動で変更してやらないとダメ
- サウンドカードはアナログなら大丈夫そう。デジタル出力は出力されませんでした(intel)
- VAIO BXでは、Compizもデフォルトで動作。GeForceはダメでした。
- VAIO BXで起動させると、なぜか文字の端が切れてる・・・ VGAの認識がおかしい?
- VAIO BXで、無線も、Bluetoothもちゃんと認識してます。ubuntuに負けてません(たぶん
- `df -h` すると、/は、persistent overlayの容量ではなく、4GB固定?のようにみえる
- Update自由自在
- yumでソフト入れまくり
- 書き込める容量を越えるとIOエラーが発生
- 余裕でハングアップ!
- 起動しなくなりましたorz
容量オーバーして書き込み続けると、IOまわりがしんでしまうようです。
そして、起動するための余裕もなくなるようで。
1度目で痛い目にあったので、もうあきらめました・・・。
本気で使う方は要検証。
個人的な結論。
容量オーバーにびくびく震えながら使うのは耐えられません・・・・
ブラウザとかで大容量ファイルを間違ってダウンロード開始した日にはハングアップするかもしれないし。
せめて、残りの書き込める容量分かれば幸せなんですが。設定さがせばあるんかな・・・。
さて、あまったUSBメモリ、どうしよう。